2010年06月29日

アルフレッド大王の文教政策

英語期にはアルフレッド大王の文教政策が功を奏し、ウェセックス方言によるテクストが多く残り、一つの「標準語」として認められるが、中英語期には前述のような階級間でのかなり目立った言語格差が見られたり、フランス語からの影響を多大に受けていたことも手伝って、中英語は言語的にかなり過渡的で流動的なものだったといえる。従って、古英語のように形態論、統語論を「中英語」という枠で一般的に記述することはきわめて難しい。その場合には、チョーサーが用いた「東イングランド」方言に限定するなど、時代・地域の的を絞る必要がある。それほど時代・方言によって違いの多い時期であった。

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posted by satoart at 11:39| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする